内科

幅広い診療に対応しています

内科は身体の内部に起こった疾患・不調などを主に薬などによって治療する診療科で、風邪やお腹の痛み、吐き気や嘔吐、下痢、頭痛といった症状から、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の治療、健康診断の結果に不安があるなどの他、なんだかわからないけれどどうも体調が悪いのに何科のお医者さんにかかったら良いのか分からないといったお悩みまで幅広く対応しております。また、「体質だから仕方ない」、「歳をとってしまったからあきらめるしかない」などと思っている不調についても診察を受けることで思わぬ解決方法が見つかるかもしれません。
当院の内科は医療の最初の入口(プライマリケア)として活動しておりますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

気軽に相談できる『かかりつけ医』

「かかりつけ医」とは、地域の皆様が健康に不安を感じた時に気軽に相談できる窓口として、適切に診断・治療を行い、高度な治療が必要な際には、適切な高度医療施設や専門医へと紹介し、スムーズに治療を受けることができるようにするための、プライマリケア(初期医療)の充実のために設けられた制度です。当院では、地域の皆様が、体調に不安を感じたりした際に、気軽に話せる「かかりつけ医」として、コミュニケーションを大切にした診療を行っておりますので、安心してご来院ください。

よくある症状

など

インフルエンザ

インフルエンザでは、咳やのどの痛みなど風邪のような症状とともに発熱が起こります。一般の風邪よりも症状が強い傾向にあります。特に発熱はウイルスを追い出すための自然な身体のメカニズムです。そのためあまり症状が強くないケースでは、しっかりと栄養や水分を補給しながら安静を第一にして自然に治癒していくのを待つことをお勧めします。
ただし、基礎疾患のある方、高齢の方など重症化する危険性のある方や、症状の重い方は早めに受診することで抗インフルエンザウイルス薬による治療効果が高くなります。インフルエンザは感染力が強く5類の感染症として指定されていますので、自己判断せず、いつもの風邪と異なるようなケースでは必ず受診しましょう。

インフルエンザの予防

インフルエンザは、手洗いやうがい、マスクなどの感染症対策、部屋の換気と温度・湿度のコントロールなどが予防として有効です。その上で、インフルエンザは、予防接種が有効とされます。
予防接種を受けることで、インフルエンザに罹りにくくなる他、たとえ罹ってしまっても症状が軽く済むという効果も期待できます。
インフルエンザワクチンは、接種して2週間ほどで効果があらわれはじめ、5か月程度効果が持続します。インフルエンザの流行は毎シーズン12月半ばから3月一杯ぐらいまでですので、遅くとも11月の終わりに接種するようにしましょう。
なお、13歳以下のお子様の場合は免疫機能が弱いため、2回接種が望ましく、1回目と2回目の間は1か月程度の間が必要ですので、10月の終わりに1回目、11月の終わりに2回目を接種することで効果的にシーズンを過ごすことができます。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の予防に関しても、基本的な感染症対策を実施した上で、ワクチンの接種が予防策として有効です。
新型コロナウイルス感染症のワクチンは、mRNAワクチンという新しい技術を使用したものです。mRNA(メッセンジャーRNA)とは、生物の身体をつくる設計図であるDNAから必要な情報だけを伝達するために写し取ったもので、COVID-19の場合は、ウイルスの外表にあるトゲトゲの部分(スパイクたんぱく質)の部分の設計情報を使用しています。このmRNAが注入されると、体内ではスパイクたんぱく質が産生されこれを異物として検知して身体の中にCOVID-19に対する抗体が準備されることになり、新型コロナウイルス感染症に罹りにくくなったり、罹ってしまっても軽症で済むようになります。
ワクチン接種は、上腕への筋肉注射で行いますが、接種部分の痛みや腫れ、全身症状として発熱、頭痛、倦怠感などの副反応が知られており、稀にアナフィラキシーやアナフィラキシーショックを誘発することもあります。当院では接種に関しては当日の体調なども考慮に入れ慎重に対応しております。
なお、令和5年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症は感染症法上5類に移行となり、様々な公費負担の対象から外れることになりますが、ワクチンについては現在のところ、全額公費負担を継続する予定となっているようです。

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