排尿痛

排尿痛について

おしっこをすると、下腹部や尿道に痛みを感じるのが排尿痛です。尿道炎や膀胱炎などの他にも、腎臓疾患やその他全身にかかわる疾患で排尿痛が起こることもあり、放置すると腎機能が障害されてしまう危険性もあります。排尿時に痛みや違和感がありましたらお早めにご相談ください。

尿道の痛み

尿道は尿路の出口として、膀胱からの尿の通り道となっています。不潔にしていた場合や、性行為などによって尿道から細菌が侵入することがあり、特に男性の場合尿道が平均20cmと長いため、菌が膀胱まで侵入せず尿道に感染して尿道炎を起こすケースが珍しくありません。主な症状は感染した病原体によっても異なりますが、排尿痛の他に血尿や排尿困難、残尿感、尿漏れの他、高熱が見られます。

下腹部の痛み

下腹部の痛みは、泌尿器の疾患であれば膀胱炎や腎盂腎炎などが考えられます。また、下腹部痛の他に、頻尿残尿感、排尿困難、血尿、高熱があらわれることがあります。腎盂腎炎が重症化して敗血症などを起こさないよう、入院加療が必要なケースもあります。

排尿痛の原因

尿道が痛いケース

尿道の痛みは、感染による炎症か尿道粘膜が結石などで傷ついていることが考えられます。排尿のはじめに痛む場合尿道炎を疑い、排尿の終わりの方で痛む場合には尿路結石や膀胱炎などを疑います。

下腹部が痛いケース

下腹部の痛みは、膀胱炎の他、腎盂腎炎、尿路結石が原因となりあらわれます。腎盂腎炎は悪化すると敗血症などを起こすケースもありますので注意が必要です。

可能性のある疾患

など

排尿痛の治療

尿道炎や膀胱炎などの場合、多くは細菌感染が原因となっていますので、抗菌薬による薬物治療を行います。抗生物質の場合耐性菌が増えており、様子を見ながら異なる薬に切り替えることもあります。症状が治まった後も菌が残っている場合もありますので、医師の指示に従い最後まで治療をすることが大切です。
尿路結石による痛みの場合は、鎮痛薬などで痛みを抑えながら、水分をしっかり摂ることや適度な運動によって自然に石が出るのを待ちますが、石が大きい場合などは超音波で砕く方法や手術を検討します。
排尿が困難になっている場合、腎臓に重篤な影響が及ぶケースも多いので、排尿痛を感じたらお早めにご相談ください。

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