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おしっこが出るしくみとは?

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排尿に深く関わる臓器は、「腎臓」「尿管」「膀胱」「尿道」です。腎臓でつくられた尿は尿管を通って膀胱に送られ、膀胱にある程度の尿がたまると、尿道を通って体の外に排出されます。

膀胱の平均的な容量は300~400mLで、150~200mLの尿がたまると脳に信号が送られ、「トイレに行きたい」という尿意を感じます。そして、トイレに行って排尿の準備が整うと、脳から「排尿OK」の指示が膀胱と尿道に伝わり、おしっこが出ます。

このときに働くのが、膀胱の排尿筋と尿道の尿道括約筋という筋肉です。排尿筋は、尿をためるときはゆるみ、おしっこを出すときは収縮します。逆に尿道括約筋は、尿意を感じても排尿準備が整うまでは収縮し、OKが出たらゆるみます。

ただし、男性は約20cm、女性は約4cmと尿道の長さに違いがあり、それが男女のおしっこの悩みの違いになります。また、男性には前立腺が、女性には子宮や膣があり、解部学的な違いも男女のおしっこのトラブルに大きく影響します。

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