
学会報告
皆さん、こんにちは。
uMIST東京代官山 院長の斎藤です。
先日、オーストラリア・メルボルンで開催された「Innovative Medical Technologies ― 第11回 Fotona アジア太平洋会議」に参加してまいりました。


この学会は、アジア太平洋地域をはじめ世界各国から医師・治療者が集い、最新のレーザー治療技術や研究成果について発表・議論を行う非常に貴重な国際学会です。
私自身、この名誉ある学会に登壇者として発表する機会をいただき、多くの刺激と学びを得て帰国いたしました。

会場では、国や専門分野の垣根を越えて活発な意見交換が行われ、レーザー治療のさらなる可能性と未来について深く考える時間となりました。
そして何より、私が当院で行っている治療が世界水準で評価されていることを実感できたことは、大きな励みとなりました。
「新しい泌尿器科の形」として当院の取り組みが高く評価されたことを、心から光栄に思います。

家族とともに過ごした、忘れられない学会
実は今回の学会には、妻と1歳になったばかりの息子も同行しました。

息子にとっては初めての海外。万全の準備で臨んだフライトでしたが、気流の影響や機材の都合でバシネットが使えず、なかなか大変な空の旅となりました。おむつ替えも思うようにできず、終始気が抜けない時間でした。
しかし、メルボルン到着後は一転。
会場内を元気いっぱいに探検し、世界中の医師仲間たちに可愛がられ、本人なりに学会の雰囲気を楽しんでいる様子でした。

日頃は仕事に追われる毎日ですが、今回は父親として息子と向き合う貴重な時間を持つことができ、私自身にとっても忘れられない思い出となりました。

世界最先端のレーザー治療と当院の取り組み
本学会の主催であるFotona社は、当院でも多くの患者様にご好評いただいている、インティマレーザーやスターフォーマーを開発する、世界的に評価の高い医療機器メーカーです。
大学病院でも使用されており、研究・開発ともに最先端の技術が集結しています。
私の発表は、200~300名規模が収容できる大きなホールで行われました。

特に反響が大きかったのは、当院独自の治療法とスターフォーマーを併用し、長年車椅子生活だった患者様が立ち上がり、歩行できるようになった症例です。
実際の歩行動画を提示したところ、会場からは驚きの声が上がり、多くの医師から質問を受けました。
この経験を通じて、当院が目指している医療の方向性が間違っていないこと、そして世界の先進医療の一端を担っていることを改めて確信しました。

ナイトレーズが拓く、予防医療の可能性
また、当院で行っているナイトレーズ治療は、単なるいびき治療にとどまらず、
睡眠時無呼吸症候群を通じて
・うつ症状
・日中の眠気による生活の質の低下
・夜間頻尿
といった多くの疾患の予防につながる可能性があります。
この重要性を、今後さらに多くの方々に知っていただきたいと強く感じました。

学会を終えて
会場には女性医師も多く、美容医療、婦人科、鍼灸師など多職種の参加が印象的でした。
特に、上肢機能障害を持つ子どもへの治療として「鍼の代わりにレーザーを使えないか」という鍼灸師の発表は、現場ならではの発想で非常に興味深いものでした。

帰国後は、ベトナムの大学病院に勤務する泌尿器科医とも連絡を取り合い、近いうちに相互訪問し、研究や知識を高め合う約束もしました。
医師として、そして一人の人間として、「常に学び続け、患者様に還元する」その原点を改めて胸に刻む旅となりました。
学会期間中の休診ではご不便をおかけしましたが、今回得た知見を今後の診療にしっかりと生かしてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。